中小業者要求懇談会 中小企業・業者の要求を政治に反映させようと京都府商工団体連合会(京商連、伊藤邦雄会長)は29日、京都市中京区のハートピア京都で日本共産党と懇談会を行いました。京商連からは42人が参加。同党からは吉井英勝衆院議員、光永敦彦府議らが参加し、両議員が報告しました。
 吉井氏は民主党政権について、「みなさんの要求と運動で誕生した政権。温室効果ガス排出の25%削減や大型公共事業の中止、核密約の調査など、国民の要求が反映された政治をしている」と指摘。次の国会で審議する中小企業支援策について、「休業補償実施や固定費補助拡大、中小企業憲章制定など、業者の願いが実現するチャンス。『建設的野党』として民主党によいことをやらせるべく奮闘します」と訴えました。
 光永氏は28日の府議会代表質問の様子を紹介し、「山田啓二知事は、構造改革で府民の生活をずたずたにした反省もなく居直っている。来年の知事選で門候補の勝利で府政を変えよう」と訴えました。
 参加者からは、「国や府は太陽光パネル設置助成を推進しているが、パネルをつくっているメーカーのみがもうかる仕組みになっており、地域の工務店まで利益がいかない。パネルの設置工事から修理まで工務店の仕事にできるよう、何らかの措置をとってほしい」「売り上げが伸びず、生活が厳しい。緊急の融資をさらに拡大してほしい」などの要望が出されました。