日本共産党のマニフェストが、「投票に役立てたい」と青年や若い母親を中心に関心を集めています。街頭でのマニフェスト宣伝では次々と受け取る人が出ています。
 公示日の18日、同党の志位和夫委員長を迎えた四条河原町での街頭宣伝では、827部が受け取られました。「国民の願いにこたえるマニフェスト配布中」ののぼりの前に次々と人が駆け寄り、「共産党がんばってや」と声をかけていきました。また、客待ちをしていたタクシードライバー全員が「読ませてもらいます」と受け取りました。
 志位委員長の演説を聞いていた女性(76)は、マニフェストを受け取り、「いい政策ですね。他の党を支持していましたが、今回は共産党に入れます」と話していました。
 19日は、同党のこくた恵二衆院1区・比例近畿重複候補が中京区の府庁前で訴え、600部を配布したほか、同区の島津製作所前でも200部を配布。「投票の参考にしたい」「(マニフェストの)ダイジェスト版だけではなく、全文もほしい」など、積極的に受け取られる姿が目立っています。
 公選法の改定で、今回から標旗のみで街頭演説ができるようになり(拡声機は使用不可)、その周辺でマニフェストの配布ができるようになりました。同党は、選挙期間中、各地でマニフェスト宣伝を旺盛に取り組む予定です。