蝉 梅雨明けが少し遅い今年もいよいよ夏本番。セミが京都市内の各地で大合唱をはじめました。
 写真は、伏見区の十石舟や三十石舟が行き交い酒蔵が並ぶ中書島淀川派流の両岸の木々に止まって大合唱しているセミです。中型のクマゼミや大型のアブラゼミが羽根や体を震わせています。人が近づくとパッと逃げてはまた別の木々に止まって鳴いています。夏の終わりのヒグラシも鳴いているとも伝えられていますが、17日の祇園祭巡行が終わって蝉時雨を聞くと、いよいよガンガン照りつける真夏に突入です。(仲野良典)