ピースメッセンジャー 「原水禁世界大会」と「ピースジャムin京都」のプレ企画として伏見の平和を求める若者サークル「ピースメッセンジャー」が約1年ぶりにイベントを開催。今回は「雇用×戦争・平和」をテーマに、伏見の若者たちが深草の町屋カフェ「ちいろば」にあつまりました。
 2006年にMBSで放送されたドキュメント映像『誰も知らない戦地出張』と『軍需工場は、今』が上映され、戦場の悲惨さの映像でなく、石川島播磨、三菱重工、川崎重工や全日空など日本を代表する大企業の軍需工場の実態や機密保持との名目で基本的人権を剥奪している恐るべき労働者管理の映像などが放映されました。
 つどいに参加した、三菱重工の下請けで精密機械部品を作っている中堅会社で働いていた青年は、「労働者はみんなものすごく働いている。でも、疲れ果てても誇りをもっていま。俺たちがつくる製品で日本を守っているんだ、と常に職場で教育されているから」とリアルに語ります。
 「憲法9条京都の会」事務局の田中三郎さんが米軍を基軸とした自衛隊の世界戦略の急速な拡大とこれに抗し平和と人権を守るために立ち上がる人々の運動を報告。医療現場で働く女性は「何が本当なのか、子どもの時から知らせることが大切」、男子大学生からは「防衛大臣や国家が国民の人権を守っているのだから、国が危険なことになれば、人権は規制せざるを得ないとの発言は発想が逆転している。許せない」、「黙っていてはいけない、やっぱり声を出すことが必要」などと述べました。
 ティータイムでは、一昨年円山青年一揆で自作の「あきらめない」を披露した佐藤大介さんがギターで歌唱指導。「街」「翼を下さい」などをみんなで合唱しました。
 山根智史さんが主催者を代表して「これから伏見戦争展なども企画しています。少しでも青年の運動の輪を広げていこう」と呼びかけました。(仲野良典)