京都5区演説会 日本共産党衆院京都5区本部は20日、山下芳生参院議員を迎えた演説会を綾部、舞鶴、京丹後の各市で開き、吉田さゆみ衆院5区候補、成宮まり子京都国政委員長(参院京都選挙区候補)が、日本共産党の躍進で、「ルールある経済社会」「憲法9条を生かした平和な日本」をつくろうと訴えました。
 200人が参加した京丹後市のアミティ丹後で山下議員は、日本共産党のめざす社会について、▽まじめに働いたらまともな生活ができる「ルールある経済社会」▽お年寄りが安心して老後を過ごせる社会保障の充実▽憲法9条を守り、核兵器のない世界に日本が先頭に立つ―の3点を力説。民主党については、同党が改憲や消費税増税、衆院比例定数削減などで自民党と悪政を競い合っていることを強調し、「悪政の競い合いの危険に正面から立ちはだかり、ストップをかけるのは日本共産党しかない」と支援を呼びかけました。
 吉田候補は、機械金属業者の厳しい経営実態や、府内の耕作放棄地面積の5割を京都5区の地域が占めていることなどを告発し、雇用支援、農漁業の再生に全力をあげると決意を表明しました。また、社会保障の充実、医師確保など命を守る政治の実現のため、与謝の海病院脳神経外科の再開を求めて18日には府や府立医大病院を訪れ、要請したことを紹介。「医師を減らし、毎年2200億円も社会保障費を削減する政治を変えます」と力を込めました。