多賀バイパス調査 日本共産党京都府議団(新井進団長、11人)は16日、昨年全線開通した井手町内の府道多賀バイパス(全長1760メートル)を地元の住民と一緒に歩いて調査する「府道ウォッチング」を行いました。京都府が4月から募集を始めた「府民公募型安心・安全事業」について説明し、「地元の仕事起こしにもつながる身近な公共事業を個人でも府に提案できる制度ができた。ぜひ直接要望を出して活用してほしい」と呼びかけました。
 調査と懇談には、同府議団から前窪義由紀副団長、山内佳子府議、地元から住民約10人が参加。谷田みさお井手町議の案内で住民から改善の要望が出ている場所を調査しました。
 参加者からは「ここに信号機を設置してほしい」「歩道に照明がなく暗い」「路面の段差の解消を」「草刈を頻繁にしてほしい」など次々と要望が出され、積極的に事業提案をしていこうとの声があがりました。
 参加した芝田俊雄さん(78)は、「最近も見通しの悪い交差点で交通事故が起きた。高齢者も安心して歩けるよう信号機の設置をぜひ提案したい」と話しています。(T)

 写真=バイパスを歩いて調査する前窪府議(左から4人目)、山内府議(左から5人目)、谷田町議(左から3人目)ら