京都市立看護短期大学学生募集停止のHP 門川大作京都市長が市立看護短大の廃止・佛教大との統合を発表した問題で、京都市は文部科学省へ正式な手続きを行わないまま、同短大のホームページで学生の募集を一方的に打ち切っていることが明らかになりました。日本共産党京都市議団(山中渡団長、20人)の追及によるもの。
 10日開かれた京都市議会の教育福祉委員会で、日本共産党の蔵田共子議員は、同短大のホームページ上で新規学生募集を停止することが掲載されていることを指摘し、「文部科学省への正式な手続きや報告を済ませた上で掲載しているのか」と追及。理事者は「口頭の報告にとどまっている」と答弁しました。
 蔵田市議は、「手続きを踏まずに一方的に募集停止することは許されない。留年してしまう学生の卒業を保障するにはキャンパスが必要で、募集停止はありえない話。現役学生や卒業生からも廃止・私学化に反対の声が上っており、廃止は白紙に戻すべき」と強調しました。