帝国データバンク京都支店が5日発表した、5月度の府内企業倒産は38件(負債総額22億6500万円)で、5月集計としては過去最多の倒産件数でした。
 負債総額は2001年以降の集約としては最小で、中小企業の倒産が目立ちました。
 不況型倒産が全体の97.4%と、2カ月連続して90%を上回り、集計上最高値になりました。
 今後の見通しは、「大型倒産が沈静化しつつある」としながらも、「当面、企業の倒産件数は一定の水準を維持しながら、徐々に増加の傾向を示す可能性が高いとみられる」としています。