京都市立看護短大存続を 「京都市立看護短期大存続を求める学生の会」は8日朝、京都市役所前で、京都市長が一方的に廃止・佛教大への統合を表明した市立看護短大の存続を求めて宣伝を行いました。
 「学生の会」のメンバーと支援者ら約20人が参加し、「市立看護短大を存続させて下さい」と訴えながら、同「会」が集めたアンケート結果報告や市長への要望書を掲載したビラを配布しました。
 同「会」代表の女子学生(19)は、6割の学生が「廃止反対」で、「私立化」を望む学生は一人もいなかったとアンケート結果を報告。「病気などで留年したら看護師になれるのか」「私立になったら学費が高くて看護師をあきらめる人が増えるのでは」と不安の声が上っていると紹介。「ほとんどの学生が公立で市立看護短大を残してほしいと望んでいます。市長は学生や市民の声を聞いてほしい」と訴えました。