清水寺・森貫主 京都教職員組合女性部(吉田文子部長)は6日、京都市東山区の清水寺山内の洗心洞で、毎月6と9の日に被爆者救援カンパと核兵器廃絶署名に取り組む「6・9行動」の「1000回記念レセプション」を開きました。
 82人の参加者を前に開会あいさつした吉田女性部長は、平和と核兵器廃絶を願って粘り強く取り組んできた先輩たちの活動を紹介するとともに、場所を提供した清水寺の好意に感謝の言葉をのべました。
 清水寺の森清範貫主は、「みなさんが平和の願いを、全国、世界からの参拝者に訴えていらっしゃる貴重な運動に、本当に敬意を表する」とのべました。また、清水寺境内を提供した故・大西良慶貫主のもとで、行動を見守り、「菩薩行」だとたたえた故・福岡精道教学部長の存在にふれて「福岡先生のち密な活動がなかったら今日の1000回もないと思う」とのべ、今後は「6・9行動」が必要なくなることを願うと語りました。
 参加者からは、「核兵器のない世界を追求する」とのオバマ演説にみられる世界の変化を確信に、引き続き核廃絶の世論を大きくしようとの発言が相次ぎました。(詳報は「週刊しんぶん京都民報」6月14日付)