ハナショウブ 京都市左京区の府立植物園のハナショウブ園に紫の花が咲き始めました。古くから多くの人々に愛されてきたハナショウブ。同植物園には約250品種3000株が大切に栽培されています。
 濃い紫から薄い青みがかった紫、まだら模様の花など濃淡さまざま。品種改良もされて名前も多種多様。今は連峰の雪、仙女洞、早苗の舞、紅型、朝日空、水玉星などから咲き始め、1週間後には他の品種も一斉に開花し、たくさんの花を咲かせるでしょう。なお、アヤメ、カキツバタ、スイレン、ショウブなどの水生植物は早朝から午前中の花がきれいなようです。(仲野良典)