最賃生活 京都総評青年部09年最賃実行委員会は29日、「げんなり! 最賃伝説。~第6章~」のスタート集会を開き、約30人が参加しました。
 この企画は参加者が6月1日からの1カ月間、京都府の最低賃金(時給717円)で生活し、最低賃金を1000円以上に引き上げることを訴える企画です。今回は43人が挑戦します。
 京都総評の奥西史樹青年部副部長が最賃生活のルールや生活を記録する〝最賃家計簿〟の記入法を説明し、辻川正雄青年部部長が最低賃金引き上げを求める街頭宣伝などに取り組む行動提起を行いました。
 京都総評の岩橋祐治議長が「これまで最賃体験を5年間続け、最低賃金引き上げのたたかいを大きく切り開いてきました。日本全体で時給1000円以上にするために大きな運動を広げよう」とあいさつしました。
 京都生協パート労組の小寺美智子委員長が最低賃金問題について学習会を開きました。小寺委員長は、多くの非正規労働者が最低賃金に近い安い時給で働いている実態を紹介し、「最低賃金が引き上がるとパートなどの非正規労働者だけでなく、正規労働者の賃金引上げにもつながります。最賃1000円以上を実現しましょう」と呼びかけました。
 「最賃伝説」の様子はブログで紹介されています。ソコアゲproject~げんなり!最賃伝説~