20090517-03.jpg 平安貴族の船遊びを再現する三船祭が17日、京都・嵐山の渡月橋上流の大堰川で行われました。雨の中、神儀が乗船する御座船を先頭に、竜頭船は管弦船に、鷁首(げきす)船は献茶船となって奉納し、平安時代の衣装に身を包んだ女性らが船上で詩歌や舞楽などを披露しました。
 東京から来た男性(50)は、「雨が降って残念。平安時代の人たちも雨の中、舟遊びをしていたんでしょうか。優雅なものを見せてもらいました」と話していました。
 三船祭は昌泰元年(898)、宇多上皇が嵐山へ行幸した際、大堰川で舟遊びをしたのが始まりとされています。