京都原水爆被災者懇談会(永原誠代表)は26日、京都市中京区で第47回定期総会を開き、原爆症認定制度の抜本的改善の取り組みや被爆の実相を広げる原爆展開催などの09年度活動方針を採択しました。
 永原代表はオバマ米大統領が5日、プラハ(チェコ)で行った核兵器廃絶に向けた演説について、「私たち被爆者の核兵器のない世界をめざそうという運動がアメリカ、世界に届いた。これからも核兵器廃絶に向けての取り組みとともに、国や自治体に被爆者の援護・救済を訴えていこう」と呼びかけました。
 日本共産党のこくた恵二衆院議員が来賓あいさつで、「日本政府が原爆症認定問題で被爆者と争っているのは間違っている。一刻も早い救援が必要。被爆者救援と核廃絶のために共にがんばりましょう」と話しました。 
 山内佳子府議と井坂博文京都市議が出席しました。