民青同盟京都府委員会(長谷川幹委員長)は19日、新入生歓迎にむけた合同学習・交流会を京都市内で行い、30人が参加しました。
 私立大学教員の山口勤氏が、日本の就職活動における問題について講演し、「内定取り消し」をした企業にたいする制裁がなく、離職率も公表する義務がない現状を批判。「就職活動への最低限のルールもない現状を改めるためにも情報公開の法制定が必要」と話し、就職協定の復活を求めていくべきだと述べました。
 また、就職状況を「厳しい」とあおったり、「就職のためには資格が必要」などというマスコミの情報に流されるのではなく、広い視野を持ち、政治的教養を身につける学生生活を送ってほしいとアドバイスしました。
 長谷川委員長は、新入生をともに豊かな学生生活を送るパートナーとして、あたたかく迎え入れることが新入生歓迎活動だと強調。班員1人ひとりを大事にした仲間づくりや知的要求にこたえた学習・行動など、民青同盟班の魅力を力に、新歓で100人の新しい仲間を迎え、ともに成長しようと呼びかけました。
 参加者らは、グループに分かれて、班活動の経験や新歓企画の計画について交流しました。