「学費ゼロネット」(佐伯宗信代表)の学生20人が10日、大学の高学費を改善するために国・府の支援策を求めて、府議会各会派に要請しました。
 求めている支援策は▽学費負担を軽減するために政府が対策を講じることを求める意見書の採択▽府独自に緊急の修学支援と奨学金制度の創設です。
 一行は、日本共産党議員団(新井進団長、11人)への申し入れで、「合格したにもかかわらず、学費を払い続けられなくて退学した仲間がいる。学生支援を国や自治体が行ってほしい」、「学費を稼ぐために週5日もバイトをしている。学費が下がればバイトの時間でもっと勉強できる」などと訴え。
 新井団長は「みなさんの願いが実現できるよう、全力でがんばる」と述べました。