京都市が進める「京都水族館(仮称)」整備構想に対する市民意見(249通)を順次紹介します。
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「京都水族館(仮称)」整備構想への意見(8)
【30歳代・下京区・男性】大反対です!
・京都市が歴史観光都市であるというプロセスにまったく反するものである。
・京都に住む子供達(大人も含め)には、教徒らしい歴史と伝統を伝えるべきであり、それが日本の京都に住む人々の役割だと考える。
・京都市が予算を出す必要がないとはいえ、そもそも京都が注力すべき分野ではない。
・お金を出す必要がないと言うが、渋滞発生による経済的マイナスである。そのための交通インフラの整備を行えば、結局出費したのと変わらない。もっと優先順位の高い現在の問題場所の改善を進めるべきである。
・国内最大規模の内陸水族館とする意味がわからない。なぜ国内最大にする必要があるなかわからない。やるのなら、駅に小さな水槽でもつくればいい。
・動物愛護と子供への教育観点から、気候も住環境も人工的な場所に動物を閉じ込めることは、目をつぶっていいことなのか?人間のエゴだと思わないのか?
・入場予測数が全く楽観的過ぎている。京都市動物園の現状は100万人も満たない数字をどう考える?
・道州制を進めようとしているなかで、海遊館に対抗する施設を作る必要があるのか?関西州それぞれの場所の特長を活かして、産業や観光振興を進める政治をしていくべきである。
・もし開業後の経営がマイナスになった場合、市長にも少なからず責任が問われることを覚悟しておくように!
【40歳代・伏見区・女性】京都に水族館が必要だと思いません。
 もし作ったとしても、水族館に大勢人がやってくるのは一時的なことだと思います。
 そのような計画に飛びつくのは賢明ではありません。
 失敗して、後から恥ずかしい思いをするだけです。
 京都は新しいものを作ることより、古いものを守っていく方に力を入れるべきで、新しいものは他県におまかせすればいいともいます。