08年に関西で上演された演劇で優れた演技を見せた俳優に与えられる第10回関西現代演劇男優賞にこのほど、京都の劇団「劇団衛星」のF・ジャパンさんが選ばれました。主演を務めた「アルカリ」での演技が評価されたもの。
 ジャパンさんは、「週刊しんぶん京都民報」に07年、「洒落じゃすまない」を連載しました。
 受賞の喜びを、「俳優となって7年。まさか、賞をいただけるとは、と驚いています。生涯、俳優を続けていく上で、大きな励みになります」と話しています。
 同賞は、太田耕人・京都教育大学教授ら演劇評論家4人でつくる現代演技論研究会が1998年、関西で活動する俳優を奨励するため創設しました。