突然の破産・職員の全員解雇に抗議して約7カ月間泊り込み闘争を続けている大美堂印刷社(京都市右京区)の大美堂労働組合(全印総連加盟、奥田雅雄委員長)は28日、「経営者は社会的責任をまっとうしろ! 1・28大集会」を同社内で開き、80人以上が参加しました。
 大美堂争議支援共闘会議の井上俊幸事務局長(全印総連京都地方連合会副委員長)がたたかいの経過を報告し、「たたかいは起承転結でいう『結』のところまできています。労働者の団結とたたかいで勝利解決を勝ち取ろう」と訴えました。
 奥田委員長は、「突然、社長の身勝手な経営の失敗でクビを切られました。現場の20人以上の労働者が組合に集まってくれた。大変厳しい雇用情勢の中、現在ほとんどの社員が就職できていません。解決へのみちのりは長いが、幅広い人と連帯して、『クビ切り』は許してはならないというたたかいを広げましょう」と訴えました。
 共闘会議を形成する労組や支援する個人・団体から連帯のあいさつがありました。