保育園の給食に携わる人々が、手作り給食の良さや保育をめぐる実情を市民に知ってもらおうと18日、京都市中京区の京都三条会商店街で「京都保育所給食まつり」(同実行委員会主催、加用文男実行委員長)を行い、親子連れや市民でにぎわいました。01年に開催し、今年は3回目。
 試食、離乳食コーナーが設けられ、食育の取り組みを知らせる展示、食育劇の上演も行なわれました。
 試食コーナーでは、約30カ園から出品された自慢の給食、おやつ50品目が試食、販売されました。また、民間保育園への補助金削減などを盛り込んだ「京都未来まちづくりプラン」の中止と福祉、保育予算の充実などを求める署名を呼びかけました。
 5歳と1歳の子どもと参加した母親(39)=左京区=は、「薄味でおいしい」と試食の感想を述べ、京都市の同「プラン」について、「保育水準の低下で影響を受けるのは子どもたちです。保護者としても反対です」と話していました。