「どうなるどうする京都市! 福祉要求運動を進める左京実行委員会」は12日、左京区のイズミヤ高野店前で、保育の補助金削減や学童保育の利用料値上げなどが盛り込まれている「京都未来まちづくりプラン」に抗議する街頭宣伝を行いました。
 約60人が参加し、着ぐるみや風船、手作りのプラカードなどでアピールし、注目を集めました。
 「『まちづくりプラン』やめよ」と、保護者や保育士らがマイクを握って次々と訴えました。
 左京区で働く女性の保育士は「市政の失敗のツケで、毎日必死に働いている保育士の給料が下げられようとしています。もっといい保育をするには、もっと人を増やすことが必要。こんなダメな『プラン』はやめてほしい」と訴えました。
 子育て中の母親は「保育所は定員がいっぱいで入れなくて困っている保護者がたくさんいます。必死に働きながら、税金を納めても、市民サービスは削られてばかり。さらに福祉を切り捨てる『プラン』を廃止させるために行動していきましょう」と呼びかけました。