日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)は10日、京都市内4カ所で、緊急「国会報告街頭演説会」を開催。「行き詰まった政治をおおもとから変えよう」と呼びかけました。
 下京区の四条柳馬場通りでは、こくた恵二衆院議員・国会対策委員長、井上哲士参院議員、原としふみ衆院2区候補、石村かず子衆院3区候補、成宮まり子府国政委員長が訴えました。
 こくた議員は、「派遣切り」「非正規切り」について、キャノンが2800億円の利益を上げ、いすゞが株主への配当を19億円も増配していながら、派遣切りを強行しようとしていることを批判。「大企業には派遣労働者を雇用し続ける体力はある。首切りは許せない」と訴えました。
 また、99年に労働者派遣法が、日本共産党以外の政党によって改悪されたことを紹介。今起こっている雇用問題の解決へ大企業は社会的責任を果たし、政治も責任をとるべきと強調しました。
 こくた氏は、日本共産党が労働者の雇用確保へ、経団連にも堂々とものを言い、国会の場でも、規制強化、企業、社会の責任を追及して派遣法の抜本改正への世論をつくってきたと指摘。「みなさんといっしょに日本の政治を変えるため奮闘する」と決意をのべました。