核兵器廃絶求めて6日、京都市東山区の清水寺山門で今年初の「6・9行動」が行なわれ、新国際署名「核兵器のない世界を」を参拝者に呼びかけました。
 京教組女性部、退職教職員の会、京都原水協、平和委員会、京都総評女性部のメンバーら31人が参加しました。
 ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英・京都産業大学教授や臨済宗相国寺派の有馬頼底管長らの顔写真の入った新署名のポスターを掲げ、「参拝、ご苦労様でした。核兵器をなくす署名に協力を」との訴えに、1時間で、署名が340人分、被爆者への救援カンパが8121円集まりました。
 大阪から来た21歳の女性は、「核兵器はあきません。早く地球上から戦争をなくしたい」と話していました。「兄が長崎で被爆死した」と、署名する女性(63)=さいたま市=の姿もありました。