「派遣切り」が横行する年の瀬に、「泣き寝入りせずがんばろう」「青年が力をあわせて政治をかえよう」と28日、日本共産党京都伏見地区のかえるネットの青年らが地下鉄醍醐駅前で訴えました。参加した青年ら60人が、「青年の暮らし、雇用を守ろう」と市民にアピールしました。
 街頭演説会を企画した神田雄亮さん(25)=伏見区=は、「派遣で働く仲間が大勢いるが、年末に次々と首を切るなんて許せない。黙っていられなくて街頭でアピールしたかった」と言い、「社会の仕組みがおかしい。一人でも困っている人を助けよう。そのためには、政治を僕らで変えよう」と訴えました。
 神田さんに誘われて話を聞きに来た木村宗司さん(28)は、「工場の作業員で、仕事を減ってるし、首切りは人事やない。今まで政治に興味なかったけどがんばったら社会は変わるんやな」と話していました。
 街頭からは日本共産党の石村かず子衆院京都3区候補も訴えました。