日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)と同党京都府・市議団らは18日、ニチコン株式会社(京都市)へ非正規労働者の「雇い止め」をやめ、雇用を守ることを求めて申し入れました。成宮まり子京都国政委員長は、派遣社員などの「雇い止め」の中止や、法違反である有期雇用の途中解雇をしないように求めました。
 「ニチコン」の総務部長と人事部長が対応し、「3月末で600人いた派遣社員が、現在約130人で、残りの人も雇い止めしていく。亀岡工場には9月末で44人の派遣社員がいたが、1月20日で残り2名になる。業績が急激に悪化している中、やむを得ない」と回答しました。
 成宮氏らは再度「雇い止め」の中止を求め、「大量解雇すれば、さらに個人消費や景気の悪化の悪循環を招く。やむを得ず離職した人に対して住居確保などの生活支援を援助すべき」と訴えました。
 申し入れには、原田完府議、穀田恵二衆院議員(代理・小林秘書)らが参加しました。