日本共産党の石村かず子3区候補は13日、伏見区内11カ所での演説で終日フル回転。各地点では地元の後援会、共産党府・市会議員らが、「大リストラから雇用を守れ」の緊急チラシを配布し、スーパーの買い物客らに訴えました。
  伏見区墨染のスーパー前(写真)では青年代表のやまね智史さんもマイクを握って、「経済危機と言われる中で『派遣切り』が相次ぎ、若者は貧困、ワーキングプア、ネットカフェ難民などと言われています。私たちが行った青年雇用実態調査でも低賃金や解雇などで青年労働者が『1日おにぎり1つで過ごしている』という窮状の声が寄せられています。大企業の横暴を糾弾するとともに、政治の責任で雇用の改善や暮らしを守ることが必要。みなさんの声を国会に伝える日本共産党をぜひ大きくしてほしい」と訴えました。
 石村さんは、訪問したステンレス加工の業者さんの「少しも仕事が来ずに、11月から工場の大掃除です。年明けに仕事が来なかったら工場閉めるしかありません」という声を紹介。麻生内閣が打ち出した23兆円の金融対策、雇用対策について「2兆円のバラマキをしたので3年後には消費税増税が本音」と指摘しました。また、日本共産党が、不当な「派遣切り」をなくし、雇用の確保を指導・監督をするよう麻生首相に迫った結果、厚労省が派遣切り防止通達を出すなど労働者と結んだ取り組みで日本共産党が現実政治を動かしている姿をわかりやすく説明しました。最後に、大企業に社会的責任を果たさせているヨーロッパ諸国のように、雇用確保や世界一高い高校・大学の授業料を引き下げること、さらに後期高齢者医療制度、障害者自立支援法などの廃止で命を守り安心して暮らせる社会をつくるために総選挙で日本共産党を大きくしてほしいと訴えました。(仲野良典)