宇治市長選(30日告示、12月7日投票)に立候補を表明している「21宇治市民ネット」代表委員の宮本しげお候補は16日、JR宇治駅前で大街頭演説会を行い、市政転換の決意を表明しました。同街宣では市長選と同時に行われる市議補選に立候補を表明している日本共産党の藤原もとゆき候補も訴えました。
 250人の聴衆を前に宮本候補は、「市民の暮らしを守る市政、市民の声にこたえる市政に転換する」と力を込めました。暮らしの問題では、「構造改革」による格差と貧困の拡大、年金、医療、福祉の改悪で生活が苦しくなっている市民の生活を支えることと子育て支援策の拡充を行うと強調。市政運営については、現市政がすすめる宇治小の小中一貫校計画に触れ、「保護者や地域住民の意見を聞こうともしない市政から、市民の声が生かされる市政に転換したい」と訴えました。
 「宮本市長実現のため、全力を尽くす」と切り出した藤原候補は、現市政が廃園方針を出している槇島保育所について、「廃園ではなく、建て替えを行い、存続を目指す」と公約を述べました。
 京都自治労連の山村隆委員長、日本共産党の成宮まり子京都国政委員長が支援を訴えました。