宮本しげお宇治市長実現に向け、全京都労働者決起集会が16日、同市の城南勤労者福祉会館で行われ、250人が参加しました。
 主催は京都総評、京都公務共闘、宇城久地区労。開会あいさつで岩橋祐治京都総評議長は、憲法を暮らしに生かす政治を国でも、地方政治でも実現することが大事だと強調し、「宮本市長実現で、国言いなり、市民の声を聞かない市政から、国にはっきりものを言い、悪政とたたかえる市長、市民の暮らしを守る先頭に立ってがんばる市政に転換しよう」と呼びかけました。
 「21宇治市民ネット」の宮本しげお候補は、精密機械部品を製造している業者が「仕事がなくて困っている」と悲鳴をあげている実態を紹介し、「今こそ、地方自治体の住民の暮らしを守る役割が大きくなっている時はない」と強調。昨年まで就学援助を受給していた児童・生徒の4分の1が今年から締め出された就学援助制度の基準改悪に触れ、「府内でトップクラスの財政力を持つ宇治市が、生活に苦しむ市民に親身な支援を行う市政に転換したい」と決意を表明しました。