「子どもたちの笑顔は平和の中でこそ輝くもの」と京都市内の保育関係者でつくる「子どもたちの未来を守る京都保育9条の会」が14日、京都市左京区のだん王法林寺でピースコンサート&交流会を開きました。呼びかけ人の保育園園長や保育士、子ども・保護者ら約50人が参加。250年前に建てられた本堂で平和の調べに耳を傾けました。
 同会は今年7月、同寺住職の信ケ原雅文住職(だん王夜間保育園園長)ら現・元の保育園長ら11人の呼びかけで発足。今回は、各保育園の「9条の会」の活動交流を兼ねて取り組まれました。
 信ケ原氏は、「すばらしい音楽を聴けるのも平和だからこそ。平和の大切さを感じて、子どもたちに伝えてほしい」とあいさつ。コンサートでは、夫婦デュオ「想音舎」の2人がアンジェラ・アキさんの「手紙」や娘さんを交えてトリオで平和の歌を披露。松井仁志さんは南米民族楽器・ケーナで「コンドルが飛んでゆく」や日本の童謡を演奏しました。
 交流会では、保護者にメッセージを寄せてもらい平和のタペストリーづくりに取り組んでいる(蜂ケ丘保育園)など、9条の会の活動を報告しました。