府立植物園で開催中の菊花展は15日で終了しますが、まだまだ見事な菊を輝かせ来園者の目を楽しませています。主催は京都菊花連合会と府立植物園で庭園の芝生大広場の北側に約170人の愛好家の菊が展示されています。鉢植えで大輪の花壇、盆栽風の小菊花壇には紅、黄、白、紫などの菊が見事です。
 千輪仕立てといわれる栽培法も宇治市の角田吉弘さんが特別出展しています。2つの鉢からそれぞれ1本の茎から枝分かれさせ、左右対称に168輪の花をさかせている千輪仕立て法の「嵯峨菊」には人があつまり「こんなのすごいね。見事。でも毎日の手入れがホント大変でしょうね」と感嘆の声を上げています。(仲野良典)