京都憲法会議、自由法曹団京都支部、憲法を守る婦人の会の共催による「憲法記念秋のつどい」が31日、京都市中京区のこどもみらい館で開かれ、約100人が参加しました。
 広島市立大学広島平和研究所の浅井基文所長が、「アメリカの世界戦略と日本の進路」と題して講演。改憲が、日米軍事同盟の一層の強化をねらうアメリカの対日政策であることを指摘し、好戦国アメリカと歩調を合わせる政府の態度を批判しました。浅井氏は改憲のための国民投票法ができた下で憲法9条を守る共同を広げることがいっそう重要と指摘。来るべき衆院選挙で、改憲反対勢力が躍進することを期待しました。
 特別報告として、琉球大学大学院の赤嶺玲子さんが、沖縄戦や戦争体験を語り継ぐ活動を報告しました。
 自由法曹団京都支部事務局長の大河原壽貴弁護士が、アメリカの戦争支援である自衛隊のインド洋での給油活動を延長するための新テロ特措法改正案を廃案に追い込むため、国会議員あてに抗議ファクスを送るなどの行動を提起しました。