ハイクファミリーの9月例会が9月24日行われ、JR長岡京駅から長岡京市の歴史・文化回遊コースを42人が散策しました。
 神足石仏群は墓地の中に六地蔵と五王像があり、死後の一連の恐怖から逃れようとする庶民の信仰から造られたと記してありました。また、西国街道にある神足ふれあい町家は、江戸末期に建てられた「田の字状」に並ぶ農家型の間取りが特徴的でした。参加者は、古社で格式の高い神社といわれている神足神社から勝竜寺城公園と歩き、広い庭園でガラシャの生きた時代を想いながら昼食を取りました。
 勝竜寺の本尊は鎌倉時代の十一面観音菩薩立像で、国の重要文化財に指定されています。JR東海道線の犬川に架かるレンガ造りのアーチ型の老ヶ辻三連橋を見て、中山修一記念館では中山氏が「長岡京は“幻の都”でなく“現の都”であった」ことを立証されたとの説明に、皆熱心に聞き入りました。
 最後にサントリー京都ビール工場を見学して、美味しいビールで乾杯しました。(山下幸子)