「生まれて初めて日本共産党の人に入れたよ」
記者メモ・ここだけの話
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「生まれて初めて日本共産党の人に入れたよ」
「自民党員の俺が入れたんやから、当然勝つと思っていたよ」。21日付1面で紹介した、自民党総裁選をボイコットした男性は、南区補選結果の感想を聞いた記者にそういって、豪快に笑いました。
今回同補選の取材の中で、「生まれて初めて日本共産党の候補者(佐野春枝京都市議)に投票した」という現・元自民党員、自民党支持者に出会いました。
記事の中で紹介した遺族会役員の男性は、今も自宅の軒先に自民党国会議員と府議の連名ポスターを張り出していますが、「これはつきあいだけ」と言い切りました。
8歳の時、パプアニューギニアに出征していた父親が戦死。戦後の苦労を乗り越えた末、75歳という年齢で高齢者を排除するような後期高齢者医療制度に憤ったといいます。「地域の集まりで話を聞いていても、『自民党政治はもうだめ』という意見はもう特別なものでもなんでもないと感じるよ」
また、ある会社社長は、市田忠義書記局長が駆けつけた政談演説会(1日、新みやこホテル)に参加し、会場設定と参加者(約600人)にまず驚き、なにより市田氏の話に、「心の底から得心がいった」と知り合い10数人に支持を呼びかけました。
「これまで経済は自民党と思っていたが、よく考えれば大もうけしているのは大企業で、目いっぱい苦労している中小企業がどんどんつぶれている。自民党にはもう任せられない」
選挙を通じて、想像以上の後期高齢者医療制度への怒りを感じました。2200票差という大差に相手陣営の中心メンバーの1人は投開票日の翌日、「『後期高齢者医療制度を廃止する』ぐらい言わないと、自民党は総選挙をたたかえないかもしれない」ともらしました。しかし、それ以上に国民の怒りは自民党政治そのものに向けられていると感じます。それぞれの取材先では、最後に必ず「共産党頑張ってよ」と激励を受けました。総選挙での躍進・勝利でこの声にこたえたいです。
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