第29回西京母親大会が7日、京都市西京区で開かれ、約60人が参加しました。「いのちを守る母親は、いのちを育ていのちをまもることをのぞみます」をスローガンに毎年開かれているもの。
 てらのうち診療所で女性外来を担当している澤田いづみ医師が、「女性が自分らしく生き生きと健康にくらすために」というテーマで講演。老化と加齢の違いについて語り、「加齢に伴う心身の変化を受け入れながら、いつまでも若々しく生き生きと暮らすためには、プラス思考に自分を褒めながら、大声で笑うこと。時には無理をせず、上手に断ることも大切」と、日ごろ忙しくしている女性がホッとできる話でした。
 ストレッチやハーブティーで休憩した後は、日本母親大会や原水爆禁止世界大会への参加者からの報告会を行いました。交流では、教育現場や区役所で働く人らから職場の実態などを交流しました。
 大会では、実態交流などを生かして、いのちを守っていくことや「21世紀こそ戦争のない世界にし、平和な地球を子ども達に渡そう」という大会アピールを採択しました。(大八木文子)