宇治母親大会が7日、宇治市の生涯学習センターで開かれ、153人が参加しました。
 「戦争はあかん!イラク戦争と日本国憲法」のテーマでジャーナリストの西谷文和さんが自ら制作したDVDを示しながら、イラクの被害の実態や戦争が起こった仕組み、日本が果たした役割を講演しました。
 銃撃や毒ガス、劣化ウラン弾の被害に遭った子どもたちの姿に涙を浮かべている人がたくさんいました。無差別攻撃に抗議するイラクの人々、砂漠に埋められた民間兵士の遺骨、それらの映像はテレビでは目にしたことのない映像ばかりです。
 参加者からは「TV番組制作の裏事情を知ると、平和を守るには国民がかしこくなって周りの人たちに真実を広めることが大事」との感想が寄せられました。「イラクの子どもを救う会」へもたくさんのカンパが集まりました。
 集会ではイラク戦争が始まったニュースを聞いた宇治共同作業所の仲間の会話からできた曲「平和のうた」を作者の「うた草」の皆さんが歌ってくれました。(酒井幸代)