第44回亀岡母親大会が6日、亀岡市のガレリアかめおかで開かれ、88名が参加しました。分科会と全体会の持ち方が1年交代となっていて、今年は、分科会で3分科会が行われました。
 大会行事のマンドリン演奏などの後、「食と農」、「命を守る医療」、「子育て」に分かれて話し合いました。「食と農」の分科会では、中国餃子など残留農薬について、税関職員のチェックが900人では難しく、3000人体制が必要であることや、輸入策からの転換では特産品の置き換えに声を上げることを学びました。「命を守る医療」の分科会では、後期高齢者医療制度の廃止など、今、普通の人が運動を起こす時代になってきていることで話が盛り上がりました。「子育て」の分科会では、「蟹工船」ブームに見られる就職難で子どもたちが傷ついていることや「子育ては上手くいっていなくて普通。独りで悩まず、地域と力を合わせて昔ながらの子育てをしていこう」との話が出ました。
 来年は京都で全国母親大会が開かれることから、「私たちの願い、地域の思いを自治体や国に向けて運動を広げ、大きな力で全国の母親を迎えましょうと」と誓い合い、閉会しました。(立花武子)