ホームレス支援などに取り組む市民団体「きぼうの会」と「健康よろずプラザ」は8月31日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都でホームレスや生活困窮者むけの「健康・よろず相談会」を開きました。
 約40人のホームレスや生活困窮者らが健康診断や歯科検診を受け、生活保護申請や債務処理などの生活相談を行い、市民団体の用意した弁当をもらっていきました。主催団体の他に、民医連や生活と健康を守る会、日本共産党の生活相談所など多くの団体から、50人以上の医師や相談員などのボランティアが参加しました。
 40代のホームレスの男性は、「初めてお会いしたのにこんなに相談にのってくれてありがたい。何とかこの生活から抜け出したい」と語っていました。
 相談会の後、参加した各団体の紹介や交流、生活相談の事例検討会などが行われました。