京都市内で開催された「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会2008」(実行委員会主催)の一環として、「子どもを守り、育ちを支える交流会」が23日、京都教育文化センターで開かれました。
 日本子どもを守る会の高柴事務局長の「子どもの権利条約が実効される社会を作ろう」というあいさつで始まり、「国連子どもの権利委員会にNGO報告書をとどける会」の三宅良子さんが、政府報告書について話しました。
 政府報告書が、提出期限から大幅に遅れて今年4月に提出されたことを紹介。報告書の内容について、今日の日本の子どもの状況を正しく反映されたものでないことを指摘し、NGO報告書の作成のため、各地・各団体から子どもの実態をあらわすレポートを出してほしいと訴えました。
 近畿を中心に、遠くは横浜からの参加があり、手作りのおすしを食べながら、和気あいあいの楽しい交流ができました。
 席上、「京都子どもを守る連絡会」が22日に作った、できたてホヤホヤの『京都子ども白書』も紹介されました。
(手塚良子)