鵜飼 京都の夏の風物詩、嵐山の鵜飼いが9月15日まで行われています。
鵜飼は、風折烏帽子(かざおれえぼし)に腰みのの昔ながらの装いで、約10羽程の海鵜を飼いならして鮎などの川魚をとる伝統的な漁法。嵐山の鵜飼の歴史は古く、千年前から行われていたといわれています。今年は、源氏物語千年紀に合わせ、平安貴族が楽しんだ「宮廷鵜飼」が再現されています。平安時代の飾り付けを施した和船に、当時の装束を身に着けた船頭や鵜匠が乗り込み、鵜飼を実演します。
 乗船は大人2300円、小人(4歳~12歳)1150円。問い合わせ先は嵐山通船TEL075・861・1627。(写真・山田喜彦)