紫式部の生きた京都 京都市考古資料館(京都市上京区)で開催されている「紫式部の生きた京都」展の同名の解説書が出版されました。展示中の紫式部が生きた時代(10世紀末~11世紀始め)の遺跡の写真や器、瓦など330点をオールカラーで掲載。遺跡や遺品の調査結果や時代背景を詳細に解説し、紫式部が見て、感じた当時の社会を考古学から浮かび上がらせます。
 遺跡を巡るウオーキングコース(全7コース)も掲載されており、本書の地図片手に、土の中に眠るもう一つの京都を探ってみてはいかがでしょうか。
 発行ユニプラン、A4判、48ページ、税込み1000円。