こくたせいこ展 染色家・こくたせいこさんが、京都市上京区の織成舘で、「染仕事展」を開いています。21日まで。
 着物や帯地のほか、洋服や帽子、和装小物、ネクタイなど100点以上を展示。試着する人の姿もありました。
 6色の染料から染めたとは思えない多彩な色使いで、書道用の墨で薄く染めた帯地も目を引きました。
 こくたさんは、「近年は、余分なものをそぎ落として、シンプルなデザインを創作中」と話し、鑑賞に訪れた人に、子どもの玩具や陶器の模様などから、デザインのアイデアが浮かぶなどと説明していました。
 織成舘入館料500円、高校生以下350円。午前10時~午後6時。