想像を超えたひどさに、あ然 「日雇い派遣」取材
3回にわたって連載した「日雇い派遣」特集(6月15日号、29日号、7月6日号)。
5月はじめに元“日雇い派遣スペシャリスト”たちから初めてその実態を聞きました。京都市内の喫茶店で、話は3時間以上に及びましたが、「想像以上にすごい話なので、私の頭を整理して、もう一回話を聞かせてください」と話し、そこから何度も取材させてもらいました。
「違法な建設現場で働かせられた」「シンナーの原液で鉄骨を磨き、頭痛がしてフラフラになった」「1カ月で35回働いた」―など、無法で、危険、人間の尊厳を無視するものでした。
なかなか理解できなかったのが、「日雇い派遣」に登録している人自身が「点呼」をとるというもの。
駅前で「日雇い派遣」の人たちが集まり、「点呼」をとっている姿を見かけましたが、その責任者的立場の人が「日雇い派遣」登録者だったというのは初めて知りました。
原稿執筆時に「点呼手当」はいくらだったのか、メモしたノートを見返えすと、「1日100円」の文字。
安すぎるので、書き間違えたと思い、「500円じゃないんですか」と、電話で本人に確認すると「いや、100円ですよ」という返事。
後に時給の半分が支給されるようになりますが、どちらにしてもあまりに安い賃金です。
派遣会社は何もせず、「日雇い派遣」やアルバイトたちだけで会社をまわし、もうけをあげています。
「日雇い派遣」の禁止はもちろん、労働者派遣法を労働者を守るための法改正させることが必要だと実感しました。








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