古家改修ネットワーク 非営利活動法人『古家改修ネットワーク』は5日、古い住まいの手入れの仕方を学ぶ講演会を四条京町家で開き、約40人が参加しました。
 同ネットワークは、『リフォーム詐欺から市民を守る』を合言葉に、一昨年末に設立。電話による無料相談とあわせ、四条京町家(四条西洞院東入)で定期的に市民セミナーを実施しています。今回は、第5回目。鈑金・内装という地味な内容にもかかわらず、京町家に入りきれないくらいのたくさんの方が詰めかけました。
 『鈑金』では、トタン屋根の痛みや樋の痛みの見分け方、安く修理するための方法など、職人の目線で解りやすく解説されていました。『内装』でも、クロスが破れたときの簡単な修理の仕方や、洗濯してはいけないカーテンの見分け方などを教わりました。「軍手を塗らしてブラインドを掃除すると簡単で痛まない」など、なるほどという話もたくさん聞く事ができました。
 次回は、10月18日の18時からでテーマは『左官とハウスクリーニング』の予定。問い合わせはNPO法人古家改修ネットワーク TEL075・882・8721、FAX075・872・0223。(荒木勇)furuienet@yahoo.co.jp
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/reform/