地域住民でつくる、環境・ごみ・くらしを考える「地域の環境をよくする会(環境の会)」は5日、西賀茂会館(京都市北区)で第9回総会と講演会を開き30人が参加しました。
 京都市職労の清掃支部の根岸正之書記長が「スッキリわかるごみ問題」と題して講演。ごみ袋有料化後のごみ処理問題やごみ減量化の取り組みについて現場からみた矛盾や改善点、課題がだされ、意見交流を通じて直接市民との日常のふれ合い、対話の場の大切さを実感し合いました。
 同会は前身の「市原野清掃工場・交通問題対策協議会」と合わせて12年間の活動を通じ、環境汚染の対策、鴨川の清掃保全、交通問題など住民の暮らしに関わる問題に取り組んできたことを報告。今後の方針について、この継続の歩みを確信として今後も地球温暖化対策について住民の知恵を出し合うこと、会員の増やし方、地域で存在感が高められるようにと活発に意見が出されました。
 同会には、日本共産党の新井進府会議員と玉本なるみ市会議員が来賓として参加し、あいさつをしました。(H・S)