全学連(大嶋祐介委員長)は5日午後1時半から、東京大学駒場キャンパスで「貧困・格差をうちやぶり、日本の未来をきりひらこう!学費・教育費シンポジウム」を開いています。
 大嶋委員長のほか、新日本婦人の会の米山淳子事務局長、日高教の鈴木敏規執行委員、奨学金の会の三輪定宣会長が高学費問題の実態を告発しました。
 「学生がお金を捻出するために身も心も犠牲にしている」(大嶋氏)、「親も子も借金づけ。学生だけでなく親にとっても切実な問題だ」(米山氏)、「全日制よりも学費が安い定時制に進学を希望する中学3年生がこの10年で最高になっている」(鈴木氏)、「政府による教育を受ける権利の無視が現代の高学費に至っている」(三輪氏)とそれぞれのべました。(山手四郎)