民青同盟と日本共産党の両京都府委員会が青年雇用問題の改善にむけて取り組んでいる「08年働き方改善に向けたアンケート調査」の中間報告から一部を紹介します。
 給食調理補助の男性(23)
 毎日、病院食をつくる仕事をしているが、新しい人が入ってもすぐに辞めてしまう人が多く、常に人手不足を感じながら働いている。また、若者が少なく、職場の高齢化が進んでいる。
 そのため、気の合う友達ができず、日々黙々と与えられた仕事をこなしている。同じ職種で違う職場で働こうと考えても、長時間過密労働で休みも休憩時間もないといううわさを耳にし、怖いなあとかんじている。雇用問題の解決というものは「生きていくこと」に影響することなので、本当に意義のあることだと思います。
 介護職の男性(29)
 病院の介護職で、肉体労働で、しかもスタッフ人員不足での中で、人の命を預かる超ハードな勤務なのに、一ヶ月分の給料はあまりにも安いし、サービス残業で、めったに残業代が支給されないので、自分だけじゃなく、他の人たちも精神的に不満・ストレスがたまっています。筋肉痛や腰痛などになりやすくてやばいっす。
 労働者の権利を考えて守ってほしい!!現在の青年の雇用状態・条件があまりにも悪すぎる。もっと正規雇用を増やして、給料が上がるようにしてほしい。
 29歳の男性
 今休職中です。面接に行ったときの募集人数が少ない。
 幼稚園でアルバイトする女性(23)
 時給もそれほど高くもないし、一日の労働時間も長くないので、収入は少ないけど、アットホームな職場なので、特に不満もなく楽しく働けています。ただ、今は実家暮らしなので問題はないけど、将来的なことを考えると…。
 製造業の派遣で働く男性(32)
 3年以上派遣で働いているが、正社員になれない。
 事務職の男性(23)
 私個人の不満というわけではないが、現場で働いている下請けの職人さんの高齢化が進んでいる。賃金を上げる等の努力をしないと若い人が入ってこなくなるように思う。
 製造業の男性(34)
 不規則な勤務形態(夕方~深夜1時まで仕事)。家族との時間が少なく、体調不良。
 アルバイトの男性(19)
 引っ越しの登録派遣で、ミスをしてただ働き(8時間)しました。残業代をもらっていません。
 薬剤師の女性(28)
 子育てしやすい職場が少ない。