後期高齢者医療制度を考えるシンポジウム 日本共産党東地区委員会は15日、後期高齢者医療制度の廃止に向けて力を合わせようと京都市東山区の新熊野神社で、「後期高齢者医療制度を考えるシンポジウム」を開き50人が参加しました。
 京都民医連第二中央病院の佐々木隆史医師は、外来患者が減り、救急医療を受ける高齢者が増えている事態を述べ、今熊野第一天寿会の福田光代会長は、「誰も病気をしたいとは思っていないのに、年齢や病気で差別する医療制度は許せない」と訴えました。日本共産党の妹尾直樹京都市議は、「道路や米軍基地移転に使うお金はあっても年金や医療に使うお金はないという国の言い分はおかしい。税金を本当に必要な分野に使う政治へ展開しよう」と呼びかけました。
 日本共産党の原としふみ衆院2区代表は、「命を切り捨てる政治は許せません。後期高齢者医療制度は廃止し、1人ひとりを大事にする政治の実現に向けて一緒にがんばります」と語りました。