藤沢修平の小説「山桜」をテーマにした作品展が16日まで左京区の白沙村荘(TEL075-751-0446)で開かれています。樋口一葉や山本周五郎らの作品を脚色して「南水ひとり語り」の世界を繰り広げている熊澤南水さんのプロデュースによるもの。
 作品展には京都を中心に活動している8人の作家が「山桜」にちなんで創作した木版画や和紙のタペストリー、桜の花を模した陶器やとんぼ玉、桜模様をデザインしたワンピースなどが披露されています。染衣作家のやまもとあつこさんは「桜で染めた糸で桜模様の織りにこだわってデザインしました。個性ある作家のコラボレーションを見て欲しい」と話しています。
 問い合わせ先は「洗心」TEL075-752-7081。http://www4.ocn.ne.jp/~senshin/