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目の当たりにした自民党の“崩壊”

記者メモ・ここだけの話

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2008年06月12日 10:24

目の当たりにした自民党の“崩壊”

 8日付1・3面で報じた自民党伏見支部・淀分会の解散。取材では同党内で進行している“崩壊現象”を目の当たりにしました。
 解散に至った実情を打ち明けてくれた淀分会役員宅に掲載紙を持って再度訪問しました。美しいシャンデリアと豪華なソファの置かれた応接室に通され、掲載紙を手渡しました。紙面をぎゅっと握り締め、数分間無言のまま記事を読み通すと、納得した様子でいいました。「やっぱりみんな、同じ思いなんやな」。
 同氏の党歴は40年以上。自民党議員の選挙事務長も務め、名刺の裏には、分会役職名が記されています。党員98人と伏見支部内で「最強」と呼ばれるようになった理由をこう話してくれました。
 「淀は伏見の端っこで、(自民党の)府議も京都市議も出なかった。だから『無視したらいかんで』という思いを込めて、ここを自民党の大票田にしようと頑張ったんや。分会単独で新年会を開いて、国会議員が来てくれるのはうちぐらいと違うかな」。
 淀分会の解散をどう受け止めているのか――訪ねて回った他の分会長らは取材を断ることもなく、「(淀分会と)紙一重の状態」「多かれ少なかれそういう気持ちはみな持っている」「私も最近は同じような気分になる」「今は自民党やっとってもおもろない」など次々と不満を口にしました。この分会長らの職業は、農家や不動産業、工務店代表、中小企業社長、呉服店店主など。従来自民党を支えてきた人たちが自民党政治を見限っていると感じました。