淀川水系4ダムの整備計画をめぐり、国土交通省近畿整備局が関係流域の知事に対して「計画案」の意見照会を近く予定しています。日本共産党京都府議団(新井進団長、11人)は5日、山田知事に対して、4ダム建設を「不適切」とした同局の諮問機関「淀川水系流域委員会」の審議・意見を反映し、「計画案」が見切り発車されないよう同局に求めることなどを緊急に申し入れました。梅木紀秀、前窪義由紀両副団長が行いました。
 申し入れでは、他に各ダムの府負担額を明らかにすることや知事の意見を議会にはかるとともに府民意見を聞くことを求めました。 応対した神敏郎建設交通部長は「意見照会は来ていない。負担額も明らかでない」とのべました。
 淀川水系4ダムの建設をめぐっては、同流域委が4月22日、「国が主張するほどの効果は疑問」として、4ダム(大戸川ダム、川上ダム、天ケ瀬ダム再開発、丹生ダム)を整備計画に位置付けるのは不適切とした意見書をまとめ、「原案」の見直し、再提示を同局に求め、審議を継続しています。また、宇治川流域の安全や環境問題に重大な影響を及ぼす天ケ瀬ダム再開発問題、毎秒1500トンの琵琶湖後期放流の審議は、流域委では始まったばかりであり、各ダムの京都府負担額も明らかにされていません。